ゲームを作りたい人へ! 個人ゲーム制作をゼロからすべて公開!

週間ゲーム制作記とは?

  • 個人でゼロからゲームを作る過程をリアルタイムで公開する企画です。
  • 週20~30時間の作業ペースで制作。
  • 制作のポイントや実践的なノウハウを共有していきます。

この記事でわかること

  • 企画書で整理すべきポイント
  • 企画書を作ることによる3つのメリット
  • 他の創作活動との共通点
  • 企画書を作る重要性とその役割
目次

【今週の進捗】個人ゲーム制作における企画書作成

ゲーム制作の最初のステップとして、企画書を作成しました。

何を作るかを明確にし、後々の迷いを減らすためです。

まず企画書について詳しく知りたい方は、こちらの企画書についての解説記事をご覧ください。

個人制作では企画書なしで進める人もいますが、作業をスムーズに進めるために企画書を作るのがおすすめです。

なぜ個人制作でも企画書を作るべきなのか、詳しく説明していきます。

個人制作でも企画書を書くメリット

スケジュールの目安をできるだけ正確に把握する

ゲーム制作には多くの工程があり、どれくらいの時間がかかるのかを事前に把握することが、計画的な進行につながります。

スケジュール管理は、定期的に見直しましょう。できるだけ細かく、進捗なども書くと作業が進んでいることを実感できます。

リソースのムダを省き、効率的に進める

個人制作はすべて一人で行うため、リソースが限られています。

企画書を作ることで、何を優先すべきか明確になり、不要な修正を減らせます。

個人制作における企画書の役割

企画書を作ることで、アイデアを整理し、迷ったときに見返す指針になります。

また、後の作業をスムーズにする効果もあります。

例えば、ゲーム制作では、途中で「もっと面白くするために新しいアイデアを追加したい」と考えることがよくありますが、いきなり適切なアイデアを思いつくのは難しいものです。

そのため、アイデアを出す、選別する、決定するというプロセスを細かく分けて進めることが重要になります。

企画書を作成しておけば、ゲームのコンセプトが明確になり、どの方向性でアイデアを追加すべきか判断しやすくなります。

また、制作中に方向性がブレることを防ぎ、効率的に開発を進める助けにもなります。

個人制作向けの企画書作成ポイント

個人制作での企画書は、少ないリソースをムダにしないことも重要な役割です。

第三者にこの段階でおもしろさを伝える必要はないので、時間の掛かる装飾は最小限にした方がいいです。

ただし、企画書を確認した際にモチベーションが上がる程度の装飾を施すのは有効です。

作りたいゲームに近い画面があれば、その画像に簡単な補足を加えると素早く作れます。

基本的に自分しか見ないため、著作権などを気にする必要はありません。

※本ブログでは、企画書は公開する予定ですが、画像を差し替えてから公開しますのでしばらくお待ちください。

個人制作ならではの企画書の構成

コンセプト

個人制作では、完成までのモチベーション維持が重要です。

迷って作業が進まない期間が続くと、完成は難しくなります。

そのため、コンセプトを明確にし、途中で迷ったときにも軸を持って進められるようにすることが大事です。

また、開発リソースが限られるため、無理のない範囲で実現可能な内容かを意識しましょう。

ターゲット

個人制作では、大手ゲームのように広範な市場を狙うのは難しいため、ニッチな層や自分が共感できるターゲットを明確にするのが効果的です。

ただし、ひとつのタイトルに情熱を注ぎ続けること自体が小規模ならではの強みでもあるため、熱意によってはありです。

小規模開発で成功したゲームには、収益性を考えず、個人の情熱で長く開発されたタイトルも多くあります。

プラットフォーム

リソースに制約があるため、対応できるプラットフォームを現実的に決める必要があります。

例えば、スマホ向けにすると操作の簡略化が求められ、PC向けなら開発環境を整えることが重要になります。

実質的に、ゲームエンジンを決定する段階と言えます。

ゲームの概要・特徴

一人で開発を進めるため、シンプルで実装しやすい設計を心がけることが大切です。

無理に複雑なシステムを作ろうとすると、開発期間が長引き完成しないリスクが高まります。

複雑なシステムは、デバッグも複雑になります。開発コストが大きく上がることは忘れないでください。

ゲームシステム

まずは、最小限でゲームとして成立する要素を優先して作成します。

余裕があれば後から追加できる設計にするのが理想的です。

世界観・キャラクター

個人制作では、設定を練り込みすぎると実装に時間がかかるため、最小限の要素でゲームの魅力を伝える工夫が必要です。

テキストやビジュアルを活用して簡潔に表現するのが効果的。

世界観やキャラクターには明確なゴールがなく、どこまでもこだわれてしまうことに注意しましょう。

企画書作成のコツ

企画書作成のコツ

  • 装飾は後回しにし、まずは見出しを決めて全体の骨組みを作る。
  • 文字は少なめで絵を意識する。
  • 背景に画像を使う場合はフチを付けるなどして視認性を確保する。

基本的には通常の企画書と一緒です。

ただし、見栄えより、確認しやすさを優先します。

まとめ

個人ゲーム制作において企画書を作ることで、アイデアの整理や作業の効率化が可能になります。

作り込む必要はありませんが、最低限の構成を決めておくことで、制作がスムーズに進むでしょう。

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